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SAMURAI (ぶろぐ)

左京亮の気まぐれ日記

楽●天
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頭にきた私は興奮してほとんど一睡もできなかった。
朝方、携帯電話を触っていると、なんだか調子が悪い。
やたらと肩凝りがひどい。 もしや…。

布団の中、携帯でググってみた。 やっぱり!!
典型的な鞭打ちの症状だと考えられる。
会社に遅刻すると連絡し、朝一で最寄の整形外科へ。
レントゲン撮って、先天的な骨格のことを指摘され、
「頚椎捻挫(鞭打ち)全治3週間」の診断だった。
そして、最寄整形外科は3ヶ月以上は面倒みないと宣言。

その時点で肩凝りのひどいのぐらいに思っていた私は3週間もかからないだろう
と高をくくっていたのである。
レーザー治療。
ランツジール(鎮痛剤)・ゲファニール(胃薬)・メチコバール(ビタミン剤)・
ロキソニンテープ(湿布)をもらって帰宅。

最低3日間は安静…土・日・月と会社を休んだ。
月曜日、土曜日は担当者がいないとかで提出できなかった診断書を持って鳥栖警察署へ。
物損から人身事故へと変更してもらった。

仕事に復帰。 肩凝り以外は意外と大丈夫だった。

それから労働することしばらく。
首~肩~左上腕・肩甲骨周辺に加え、髪の毛の中や左耳にかけて痛みが増している。
2週間ぐらい経過した頃だったか? ようやく異変に気が付いた。

それまで平気で左小脇に抱えて盛り付けしていたはずなのに、
左小脇に握ったバットを危うく取り落としそうになる。
????? 以前に比べて随分左腕の力がなくなっている気がする。
次の休日、病院に行った私は左腕のことを訴える。
しかし「何を言ってるの?」という雰囲気で片付けられてしまった
そういう態度をとられたら、患者としてはそれ以上何も言えなくなる
握力は30kg前後ある。 でも、左腕の力が持続できなくなっている。

車のハンドルを握る左腕がだるい・痛い。
鞄も左手では以前のように長くは持てない。
具合が悪い時はご飯茶碗すら重たく感じる。
4月に買ったばかりQWERTYキー付きの真新しいSH-03Bも
両手打ちが辛くなりYahoo!オークションにて泣く泣く売却
仕事…通院と痛みのため、月に数回の遅刻・早退・欠勤があるのだ。
その上、左手に支障があることがばれればクビにならないとも限らない。
幸い利き手の右は健在。 可能な限りを右手・右腕で頑張ってみることにする。

週に1~2度ブロック注射(今思えば、恐らくトリガーポイント注射)のお世話になる。 気休め程度。
7月中旬頃だったか? 肩凝り緩和のためとかで葛根湯を追加される。

8月11日、体調は最悪。 早退→病院へと駆け込み、帰宅後寝込む。
その後、10月25日頃にも体調を崩すこととなる。
8月は韓国へ上陸した台風4号。
10月は奄美に豪雨をもたらした台風14号と丁度日にちが重なる。
南の海や日本近海に熱帯低気圧やら台風やらがいる時に体調不良を起こしていることが多い。
お天気探知機能なんていらない

8月31日、非情にも最寄整形外科での治療が打ち切られた。
………3ヶ月では全然治らなかった。

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その日、仕事を終えた私が会社を出たのは21時過ぎだったか?
国道210号線を左折し、いつもの田舎道を走っていた。
西鉄・端間駅北側の踏切に差し掛かった頃にふと仕事のことが気になり、
自宅を目前に会社へと引き返した。 会社に戻り、再確認して一先ず安心。
再度、帰路についた。

その時には22時を過ぎていた。
「よし!! 今日は遅いから国道3号線を帰ろう。」

ちょっと古いけどMe & Myの曲を聴きながらご機嫌さんで福岡方面へと国道を走った。
筑後川・宝満川と2つの一級河川を渡り、肥前国(佐賀県)へ入った。
県境から200mばかり走ったところで事件が起きた。
私はあまり飛ばさない方だが、国道を走行中だったのでそこそこ(50km/h?)は出ていたはず。
そこへ予想もしない距離から、対向車線側駐車場より国道へ車が進入。
ブレーキをかけて到底間に合う距離ではなかった。
ブレーキをかけると運転席真横からぶつけられる!!
逆にアクセルを踏み込めば避けられるかもしれないが、
被害が拡大する可能性も拭いきれない。
私はブレーキを踏まずにアクセルペダルを緩めた。
お願いだから抜けて!!
その数秒後………ドンッ!! ちょっとフェイントをかけられた。
22:25 事故発生!!
やっぱり無理だった。 衝突時の速度は40km/h程に落ちていたと思う。
そこはちょうど路側帯が広かったので、車を寄せた。
相手側も路側帯へ………すると、あろうことか路側帯でUターン。
何やら部品をばらまきながら久留米方面へと逃走。
慌てて、ナンバープレートに視線をやるも残念ながら確認できなかった。

呆然。 どうして良いか分からず、家へ電話。
私:「国道3号で事故に遭った…。」
母:「自動車屋さんに電話してみるけん、警察に電話せんね!」

それから初めての110番。
福岡県警:「福岡県警察です。 どうされましたか?」
私:「事故に遭ったのですが…」
福岡県警:「そこはどこですか?」
私:「国道3号、県境から佐賀県へ200m前後入っていると思われます。」
福岡県警:「うちじゃ管轄外やけん、佐賀県警へ回します。
      しばらくそのまま…。 ちょっと待っとってくださいよ。」

佐賀県警:「佐賀県警です。 どうされましたか?」
私:「事故に遭ったのですが…」
佐賀県警:「どこでどがんやって事故になりましたか?」
…他人のことは言えないけれど、警察の方って方言がすごいねぇ
白のステップワゴンが逃走していったことなど詳細を説明。

こんな時、一人ぼっちだとやたら時間が長く感じられる。
運転席側、バック灯横がペコリと凹んでいる。
コーナー樹脂バンパーが傾いている。
加害者がいないから、自損事故扱いのはず。
修理代、一体いくらかかるんだろう?
最低10万以上はするよねぇ…などと、心配ばかりが頭を過ぎる。
保険屋さんへ電話。 明日から土・日をまたぐので、担当者は週明けにならないと決まらないらしい。
それから30分ぐらい待ったかな? ようやくお巡りさん到着。
加害者がいない事故現場は妙な雰囲気。
事情徴収。 またまた説明。

事故から50分ぐらい経過していたか?
そうこうしていると…結構な勢いで路側帯へと車が入ってきた。
あ!! 白いステップワゴン
ナンバーが取れ、バンパーが取れ、ラジエター剥き出しのステップワゴン。
明らかにパジェロミニの勝利!!(オイオイ、違うから(ーー;))
降りてきたのは二十歳ぐらいの若い男性だった。
線みたいな眉…世も末だな。
よりによって、私が一番嫌いなチャラチャラ男
逃げたの納得。 どうせ、ナンバー落として慌てて戻ってきたんだろう。
よそ見運転だったらしい。 私の車が見えていなかったらしい。
お巡りさんに言われてようやく初めて「すみません。」
まあ、何はともあれ加害者は戻ってきた。


一通りの事故処理が終わった頃、自動車屋さんがやって来た。
夜分、すみません。
大分遅れること、母も到着。
パジェロミニはそのまま入院していった。

私って結構頑丈やん!! その時、私は元気だった。

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06年08月14日~
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