ところで、5月31日、パジェロミニが帰ってきた。
コーナーの1番硬いところが凹んでいたために元に戻すのが大変だったそうだ。
叩き伸ばしたであろう歪みがタイヤハウスの方にかすかに認められる。
コーナー樹脂バンパーは新品に交換されていた。
私も動いていたために、過失割合は20(私):80(加害者)という。
でも、逃げられて、鞭打ちになって、20:80では納得できない。そして、こちらの保険(車両)担当者は催促しないと、たま~にしか連絡をよこさない。
オイオイやる気がないのかい?
はたまた、加害者に脅されているのかい?
挙句の果てにはどちらの保険屋なのか分からないことを言い出すし始末。
よくそんなんでお給料もらっているなぁ。 私の眉間に皺が寄る。
仕方なく、相手に直談判。 加害者の父親が発した言葉は
「診断書は取り下げるんやろうなぁ。」だった。何様なんだ? 加害者様?
これではどちらが被害者だか分からない。 ちっともお話にならない。
あとから分かった話…同乗者はいないと言っていたが、
実は彼女を乗せていたらしい。 逃走→彼女を降ろし→現場に戻ってきた。
お巡りさんにも私にも嘘をついていた。そんなこんなで、20:80なんて無理!!
いくらお人好しな左京亮(自称)でも断じて受け入れられない。
加害者にも保険屋にも腹が立つ。 堪忍袋の緒が切れた。
その後、何度か保険会社の上司にお願いして担当者を変更してもらうことになる。
今度の担当者さんはきちんとお仕事をしてくださっているらしくて、
定期的にお電話をくださった。 なかなか好印象。
ただ、やはり相手が悪いらしく、てこずっておられるご様子であった
そして…「左京亮さんは弁護士特約を付けておられますので、コレを使いましょう!! 最悪裁判になることも考えられますが、弁護士の名を出せば
驚いて引き下がるということも十分考えられます。」
男前なX氏は仕事も出来る
Xさんと弁護士先生に頑張って頂いた。
それからしばらく…。
Xさんから電話「相手保険車両担当の方が10(私):90(加害者)で良ければ、
加害者を無理矢理でも説得します。…とのことですが、いかがいたしましょう?」
私: 「少し考えさせて頂いてもよろしいでしょうか?」
少し…が経過。
加害者側保険屋さんと加害者との間で既に話がついていた…と考えられないことはない。
しかし、これを断れば更に話が大きくなる。 事を荒立てることになる。 裁判沙汰になる。
10:90…不本意ながら妥協することにした。 事故から4ヶ月。
9月も二十日を過ぎた頃、1通の封書が届いた。
物損の示談書だった。
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